毎ストロークごとの切削速度と増分は、基本的に、加工する材料の種類や切削条件により決定されます。
加工時間計算プログラムは選択された材料の種類に応じて、切削速度と推奨増分が表示されます。
プログラムの動作に関して、例として2つのケースを記述します。

最初の例、ここでは「例1」と呼びます。このケースは、キー溝の単純な加工です。
ただこの場合、内部穴の直径だけでなく、インサートの幅も入力することが非常に重要です。こうすることにより、システムはインサートの平面部と穴の直径との違いも予測して、加工時間を算出することができるようになります。
具体的に図のようなケースでは、「加工数」の欄に入力する値 は、1つのキー溝の加工なので1になります。

2番目のケース、「例2」と呼びます。これは、内径に溝付きプロフィールの加工です。
この場合 、インサートの端が放射状になっているため、インサートと穴の直径の間に隙間がないため、常に「インサート幅」の欄に値0を入力しなければなりません。
図に示す具体的な例では、作製する歯の数が20個であるため、「加工数」は20個になります。

プログラムによる推定値は概算です。したがって最大加工時間の大まかな目安として役立ちます。

プログラムをご利用いただくには、以下のブラウザを使用してください。
- Internet Explorer 9 またはそれ以降
- Google Chrome 25 またはそれ以降
- Firefox 15 またはそれ以降
- Safari 5.1 またはそれ以降
- Opera 12 またはそれ以降

calc3

Material
Insert
Recommended cutting speed
mm/min
Recommended increment
mm
Recommended maximum increment
mm
Recommended minimum increment
mm
Type of processing (internal/external)
If processing is internal:
Internal hole diameter (mm)
Insert width (mm)
Number of operations
Cutting speed (mm/min)
Increment (mm)
Depth on radius (mm)
Processing length (mm)

Enter value of total tool route

Single pass time
s
Number of passes

 

ROUNDS PER MINUTE

 

PIECE TIME
Hours:Minutes:Seconds