最も重要なのはF.P. が特許を取っている芯出し偏芯ブッシュです。Y 軸を持たないすべての旋盤で、ワークの芯を完全に出してのブローチングまたはスロッティング加工を可能する Officina Meccanica（特許番号 1.394.481）。工具用の鋼鉄製で作られ、次に熱処理され、そして仕上げられています。ブッシュは市場のすべてのタイプの機械で使用されるように様々なサイズで生産されています。
ブローチングはほとんどの場合、完全にワークの中心になければならない加工で、数百分の一ミリの誤差しか許されません。しかし、機械とのカップリングでは、頻繁に中心がずれるエラーが発生します。
偏芯ブッシュ REV は、回転動きを Y+ 0.5 / Y- 0.5 の範囲で設定する事で、ツールの位置を 100 分の 1 ミリ単位で移動させる事を可能にします。この調節で、芯ずれのエラーを殆ど解決する事ができます。ブッシュの全部にはスケールが刻まれており、１目盛は0.03 mmの移動に相当します。最初のワークのブローチングの後、エラーが検出される場合はブッシュを移動してエラーをなくします。偏芯ブッシュは CNC 旋盤に Y 軸がない場合にのみ必要です。旋盤が Y 軸を有する場合、偏心ブッシュは取り付けられないので、CNC 機能が正確な位置決めに使用されます。
REV のブローチングシステムは非常にフレキシブルで、インサートを変えるだけで一連の内部プロフィールの加工を行うことができます。CNC 旋盤の分割機能を使用すると、正方形、六角形のプロフィール、および内部のギア歯を加工することができます。